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ドラえもん のび太のねじまきシティ冒険記 [漫画]

この前、深夜、TVをつけていたら、
ドラえもんの特番をやっていたので、流し見していたところ
F先生の最後のアシスタントという人物が
先生の遺作となる、ねじまき都市冒険記について話していた。

wiki等も見てみたが、どうやらねじまき都市の2話まではF先生が描いて、
3話の下書きまでがF先生が行い、
ペン入れ、以降の話を
前述のアシスタント氏が担当したとの事。

アイディアノートは残っていたが、ストーリーの続きは未完成だったようで、
関係各位とアシ氏で話しあって続きを考えた、という話が興味深かった。
(wikiでは、F先生は、映画の監督にはあらすじを明かしていた、とあるので
 この特番と話が食い違う事になる)

漫画連載開始の段階では、結末はF先生の頭の中だけ、というか
実は、F先生は描きながら続きを考えるタイプだと思ってるのだが
(天才的なつじつまあわせで、結果、傑作になる場合もあるし、ダメになる場合もあったと思う)
にしても、考えたら、そんなやりかたで
よく映画の作成が間に合うな、と思う。
1年1本というペースで、である。
漫画の作業はかなり先行してやっていたのかな、とも思ったが
(前作映画上映中からすでに、とか)
雲の王国の一件からも、ストックできていたとも思えない。
実は、映画は、F先生待ちの、相当タイトなスケジュールだったのだろうか。

話を戻すが、途中まで巨匠が作った作品を、弟子が受け継いで完成させる、というのは
美味しんぼで、悪いケースとして海原雄山が出した、

モーツァルトのレクイエムの後半は死後、弟子が作った。
まさに神品としか言いようのない前半に比べると、後半は凡庸そのものだ。

というパターンである。
ちゃんと完成させた、という点は良かったと思うが、面白かったかと言うとやはり微妙か。
どうもシーンのつなぎが不自然で、ダイジェストを読んでるような気分になる。
ただ、連載中に亡くなったので永遠に世に出ない、よりははるかにマシ。

だが、これ以降の映画は、明らかな失速が見て取れるので、
(これは好みの問題もあると思うけど)
この作品をなんとか完成させたところで、映画は打ち止め、というのが
ドラ映画としては一番美しかったのではないだろうか。

そして、改めて読んでいてちょっと気になったのが、
F先生が執筆したという1話2話の作画である。
たまに、てんとう虫コミックス版でも、これ誰が描いたんだよ、という
マズい作画があるが(のび犬のママの顔が解りやすい)
このねじまきの1話、2話でも、アシスタントが書いたのではないか、
という絵がある…ように思う。
F先生自身の絵柄の変化かもしれないので断言はできないが。
あと、もしかしたら、文庫化の際に、アシスタント氏が加筆修正した、というのはあるかもしれない。

ともあれ、久々に大長編を読んで、
今までに無い発見もあり、楽しめた。
何年かぶりに、シリーズ一機読みをしたくなった、TYトン吉である。
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コメント 2

匿名

「のび犬」になってますよ(笑)

あの大長編は明らかに絵が違和感あり変でしたね。

アシスタント濃厚かと思います。

あの変な犯罪者とかドラえもんにふさわしくないキャラクターだったと思います。

大長編の中では「雲の王国」に続く失敗作だと自分の中では思います。


by 匿名 (2016-05-19 21:22) 

TYトン吉

コメントありがとうございます。
やはり最初から絵柄違いますよね。
今wiki見たら記述が変わっていて(それか自分の勘違いかw)
最初の3話も、ペン入れはアシスタントが担当したとの事で、納得行きました。
あと、たしかに熊虎鬼五郎も違和感強いですよね。でしゃばり過ぎ。
せっかくなので、久々に改めて読み返してみたいと思います。
by TYトン吉 (2016-05-22 23:38) 

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